【2019年度決定版】男性の帽子の選び方とおすすめ!〜紳士の帽子をかぶりこなす〜

「たくさん種類があってどれが良いのかわからない・・・。」

「本当に似合う良い帽子ってどれなんだろう?」

たくさんある帽子の中から良い帽子や自分に似合う帽子を見つけるのはなかなか難しいですよね。

男性の帽子は、”素材”と”クラウンが顔の形”と”小慣れたかぶり方”などの軸が大切になってきます。

押さえておきたいポイントを押さえ、顔の形がより良くえる帽子を選べば、誰もが振り返るな紳士になれます。

そこで帽子の選び方と編集部おすすめの帽子をご紹介していきます。

どれも初心者から気軽に始められる帽子を厳選しましたので、参考にしてみてください。

帽子の素材

春夏や秋冬、季節によって帽子の素材も変えると洒落て見えます。

季節毎の素材は、以下のようになります。

春夏

  • トキヤ草
  • ストロー(麦わら)
  • リネン(麻)
  • コットン(綿)
  • ウール
  • レザー
  • トキヤ草
  • ストロー(麦わら)
  • リネン(麻)
  • コットン(綿)
  • ウール
  • レザー

秋冬

  • ビーバー
  • ラビット
  • ウール(メリノウール)
  • ツイード(英国ウール)
  • カシミア
  • レザー

このように、素材もいろいろとありますが、季節感を意識することが大事です。

この中で、特に上質なのが、

春夏(上質素材)

  • トキヤ草

秋冬(上質素材)

  • ビーバー
  • ラビット
  • カシミア

とこのようになります。

秋冬にかぶるフェルトハットは、中折れハットとも呼ばれることがありますが、上質素材はビーバーの毛を原料とした、ビーバーファーフェルト。そして、ラビットの毛を原料とした、ラビットファーフェルトです。

 

おすすめ素材1 ラビット素材

ラビットファーは、高級帽子の素材として知られています。うさぎの毛は直毛で、ストロー状(中空)になっています。そこでコシがあって適度なしなやかさがあり、軽くて保温性に飛んでいます。さらに発色も美しいという性質も。

仕上げのバリエーションも豊富で、磨きをかけた見た目がシンプルなプレーンファフェルト、表面を磨いた後、少しだけ起毛させ、艶があって陰影が美しいファインスエード、サメの皮で起毛させ、バリカンをかけ1.5mmほどの毛足にした、重厚感があってふっくらした真冬の帽子向きの、ベロアなどがあります。

おすすめ素材2 ビーバー素材

ビーバーファーフェルトは最高級フェルトハットの素材として知られていてます。毛はとても柔らかく、スエードのようにきめ細やか。薄くて柔らかいのにハリがあり、ビーバーが水生動物なので雨にも強く、耐久性も高いのです。ビーバーの毛は希少で、供給が安定していません。さらに仕上げにも手間がかかるため、フェルトハットの中では最も高価になっています。

質感は、ウールやラビットのフェルトハットとは一線を画す極上のもの。最後にはビーバーファーフェルトハットに到達したいですよね。

被り方を意識する

自分にぴったりの帽子に出会って、服を着て全体をチェック。きっとここまで来れば充分オシャレになっていると思います。

さらにこなれ感を出すために、ぜひ被り方も意識してみてください。

洒落者は帽子を斜めにかぶっていることが多いです。ちょっと粋な印象に写ります。

気恥ずかしい方は大げさではなくても良いので、他人にわからない1mm程度でもかまいません、これだけでも随分とこなれ感が出ます。

人間の顔も体も、左右対称ではありません。ジャケットも左右対称に見えて、片方にしか胸ポケットがありませんし、少しだけ右手が長い、左眉が上がっている、というように非対称(アシンメトリー)なのです。

そこで、帽子もまっすぐ優等生のように被るだけでなく、少し左右に傾けて被ります。

少し斜めに被ることでバランス良く見えるものなのです。

あなたにピタッとくる角度を見つけてみてください。

はじめての帽子にもおすすめの5つ

ここではおすすめのハットをご紹介してみたいと思います。

合わせやすい中折れハットからベレー帽までお試しできるおすすめの帽子を5コ紹介していきます。
「たくさんあってどれを選んだらいいかわからない・・」という方は参考にしてください。

(秋・冬・春)ラビットファーの中折れハット

紳士中折れハット トナックのノーブル 中折れハットとコート コーディネート

当サイト1番のおすすめのチェコで200年続くブランド、トナックのノーブルという中折れハット。

ラビット100%で、ブリム(つば)の端を別素材でくるんでパイピング加工されています。の処理にもこだわって作られています。

仕上げ方も毛足を短くカットして、起毛させずサンドペーパーで磨いて毛羽立たせるプレーンファーフェルトで、滑らかな風合い、高級感があります。

まず揃えておきたい黒。そしてブリム(つば)が6.5センチなので、クセもつけやすくてスーツやジャケットなどの洋服にも合わせやすいです。

お値段もラビット100%で細部にもこだわっていて、23,000円というところが1位の理由です。

この販売元はウェブで購入できて、かぶって合わなければ、送料無料で返品交換をやっているので、まずは合うか試してみてください。

おすすめ度 ★★★★★
合わせやすさ ★★★★★
ブリム 約6.5cm
フロント高 約10.5cm
特徴 ブリムエッジの処理
ブラック
素材 ラビット100%
価格 ¥23,000(税別)

 

>>トナックのノーブルをもっと詳しく

(夏)ボルサリーノのパナマファイン

夏のハットでおすすめなのが、イタリアのブランド、ボルサリーノのパナマファインというパナマハットです。

形は中折れハット。

天然トキヤ草を使っていますが、ナチュラルな色よりもさらに白い仕上がりになっていて涼しげです。

始めてでも合わせやすいブリム(つば)で、コットンやリネンジャケット、ポロシャツなんかに合わせたいですね。

おすすめ度 ★★★★
合わせやすさ ★★★★★
ブリム 約5.5cm
フロント高 約10.5cm
特徴 本パナマ
オフホワイト
素材 天然草
価格 ¥55,000(税別)

 

>>ボルサリーノをもっと詳しく

 

オメロオルテガ・サーのパナマハット

オメロオルテガという本場エクアドル産のパナマハットブランドで、現地での知名度も高く、ハリウッドスターも愛用する品質の高い帽子です。

天然のトキヤ草を使用して、ブリーチをかけた白さが特徴ですが、何よりも本パナマで2万円というのは入り口としてもぴったりだと思いました。

サイズは標準ですが、リボンが段巻きになっていて、凝っています。

おすすめ度 ★★★★
合わせやすさ ★★★★★
ブリム 約5〜6cm
フロント高 約9.5cm
特徴 本パナマ
オフホワイト
素材 天然草
価格 ¥20,000(税別)

 

>>オメロオルテガをもっと詳しく

ヴィゲーンズの本革ハンチング

ヴィゲーンズのハンチング帽
ヴィゲーンズのハンチング帽とコートのコーディネート

北欧スゥエーデンのブランドヴィゲーンズの本革ハンチング帽で、Ivy Vintage Cap (アイビー ヴィンテージ キャップ)という帽子で、これは鹿革で、やっぱりレザーはかぶるごとに馴染むので面白いです。

イヤークリップ(耳当て)が内蔵されていて、寒い時の防寒機能も高いと思いました。

おすすめ度 ★★★★
合わせやすさ ★★★★
ブリム
フロント高
特徴 本革・耳当て内蔵
ブラック
素材 鹿革(エルクレザー)
価格 ¥36,000(税別)

 

>>アイビー ヴィンテージ キャップをもっと詳しく

ボイナバシカのベレー帽

ベレー帽 ボイナバシカ

 

トレンチコートとベレー帽のコーディネート

製法にまでこだわったバスク地方に現存する帽子メーカー、ボイナ・バシカというブランドのベレー帽です。

ベレー帽って安価なものもありますが、ウールの質次第ですぐ毛玉になってしまったりと、意外と差が出るんですよね。

これはメリノウールを使っていて、ちゃんと作られたベレー帽という感じです。

ベレー帽って、歴史ある帽子の1つで、セーターやトレンチなどコーディネートも幅広いです。

苦手意識がある方もいらっしゃるかもしれませんが、かぶると意外としっくりきます。

おすすめ度 ★★★★
合わせやすさ ★★★★
直径 約27cm
重さ 約70g
特徴 裏地までこだわり抜かれたベレー
ネイビー
素材 メリノウール100%
価格 ¥6,000(税別)

 

>>ベレー帽 ボイナ バシカをもっと詳しく