ハットは被るだけでオシャレに見える魔法のアイテムですが、ただ被るだけではあなたの魅力を発揮しきれていないかもしれません。
30代になったら、20代よりも大人のコーディネートに挑戦してみましょう。
30代におすすめのハットスタイルは、しっかりとまとまりのあるコーディネートであることです。
つまり、全体で見た時に自然なスタイルに見えるということ。
決してハットだけが目立つようではいけません。
目次
30代におすすめ ハットコーディネートのポイント
30代におすすめのハットのコーディネートは、ポイントが3つあります。
- 季節感のあるハット選ぶこと
- ハットのカラーを意識すること
- ハットのリボンの色を拾うこと
季節感のあるハットを選ぶこと
日本には四季があり、その季節に合った装いをすることで、よりおしゃれを楽しむことができます。
四季で分けると難しい場合は、春夏・秋冬の2つの括りで捉えても構いません。
具体的には、素材感を意識することが最も重要です。
春夏にはホワイトをベースとしたパナマハットや麦わら帽子などの爽やかで通気性の良い素材を選び、秋冬にはフェルトハットやツイードのハンチングなどの暖かみのある素材を選びます。
ハットのカラーを意識すること
ハットのコーディネートのポイントは、自然でまとまりがあることです。
まとまりがあるということは色が合っているということ。
ハットのカラーをその日の洋服のどこかに取り入れると、ハットが目立ちすぎるということがなくなり、まとまりが生まれます。
ハットを点として捉えるのではなく、全体のコーディネートの一部として考えてみましょう。
ハットのリボンの色を拾うこと
30代のハットコーディネート。
上級編として取り入れていただきたいのが、ハットのリボンの色を拾うということです
リボンには、ブラック・ネイビー・ブルー・ブラウンなどの色が使われることが多いですが、その色味をアウター・インナー・パンツ・ベルト・時計・アクセサリー・靴下・靴のどこかに同じ色を取り入れてみましょう。
「実はハットのリボンの色と、靴下の色が合っている。」
なんて粋なコーディネートを自然にできていたら、ファッション上級者の仲間入りです。
30代のハットコーディネート例
ということで、ここからは編集長の春のハットコーディネート例をご紹介します。
先ほど挙げた、ハットのコーディネートのポイントを意識して見てみてくださいね。
カーキのハット×カーキのブルゾン
こちらはカーキ色のハットを中心に組み立てたコーディネート例です。
カーキは秋冬の色味のようにも思えますよね?
しかし、こちらのコーディネート例では、ハットとブルゾン以外はホワイトやベージュの爽やかな色を合わせることで、春らしい装いになっています。
革靴ではなく、軽快なスニーカーを合わせていることもポイントです。
カーキ色のハットは、ハット単体で見るとコーディネートが難しい色味にも見えますが、どこかひとつ同じ色味のアイテムを取り入れることで、上品にまとまってくれますよ。
パナマハット×ベージュのスイングトップ
続いては、ボーダーのインナーやデニムはそのままに、ナチュラルホワイトのパナマハットとベージュのスイングトップを合わせたコーディネート例です。
色を抑えていますので、スイングトップの赤いチェックの裏地がさりげく映えています。
お気付きの方もいると思いますが、ベージュのスイングトップは言わずと知れた名作:バラクータのG9です。
さりげなく、パナマハットのリボンと時計のベルトの色を揃えていることも見逃せません。
時計を含め、細部までこだわることが大人のおしゃれの醍醐味ですね。
パナマハット×チルデンニット
パナマハットにデニムシャツ&チルデンニットを合わせた、アメリカンな香りのするコーディネイト例です。
ここで注目なのは、やはりリボンの色とチルデンニットの配色が合っていること。
ホワイト×ブルー×レッドの3色、いわゆるトリコロールカラーが印象的なハットですので、同じ配色のチルデンニットがしっくりきます。
この時期らしい落ち着いたサンドベージュカラーのステンカラーコートを羽織れば、思わず散歩に出かけたくなるような軽快なスタイルに。
色合わせが難しい分、ハットスタイルのコーディネートがバシッと決まればファッション上級者の香りが漂いますね。
ブラックのハット×チェックシャツ
ブラックのような落ち着いたカラーのハットには、チェックシャツのように主張のあるインナーと合わせても喧嘩することはありません。
そして、チェックシャツやベルト、そしてメガネのフレームにダークトーンが入っていること全体をしっかりと引き締めています。
メガネはハットと同じ顔まわりのアイテムなので、色を揃えると簡単にこなれ感を演出できますよ。
パナマハット×ブルーのジャケット
続いては、ジャケパンスタイルにおけるハットのコーディネート例です。
インナーはボーダーのカットソー。
マリンテイストに合わせ、ジャケットもブルーを選択、こうなるとホワイトのパナマハットがしっくりきます。
リゾートスタイルはリラックスした服装になりがちですが、こうしてワンポイントとしてハット被ることで、ラグジュアリーなリゾートスタイルへと格上げされますよ。
パナマハット×スーツ
続いてはスーツ×ハットスタイル。
パナマハットのリボンのネイビーとネクタイのネイビーを調和させた、なんとも春らしいスーツスタイルです。
ベースの色を絞っていますので、シャツの爽やかなピンクが季節感を演出しています。
よりシックに着こなすのであればブラックベースのハットも。
ここでもポイントは暗いトーンのハットと、暗いトーンのネクタイが合っていいますね。
決して外してはいけないポイントです。
おすすめ帽子店
ハットは色々なお店売られています。
品質などもまちまちなので、せっかくならある程度良いハットを購入しておくと、長持ちしますし一目で違いが分かります。
ぜひ、信頼できるお店で選びたいところ。
編集長も太鼓判の、テイストの異なる2つのお店をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
銀座トラヤ帽子店
銀座中央通り沿いに本店のある「銀座トラヤ帽子店」。
大正6年創業の老舗帽子店として、政治家などの顧客も抱える信頼の置ける名店です。
数々の著名人からも愛され、有名なところでは、ベレー帽姿が思い出される漫画家:手塚治虫先生も銀座トラヤ帽子店のファンだったそうです。
パナマハットの代名詞:ボルサリーノを初めとする高級ブランドを多数取り扱っており、いまどきのお店とは一線を画すトラディショナルな品揃えは本格的な帽子を求める人におすすめです。
長年の経験から裏付けされた豊富な知識をもとに、帽子の選び方から帽子を被る際の所作、お手入れの方法まで全てをサポートしてくれます。
時谷堂百貨
時谷堂百貨は東京八王子に倉庫のある帽子店ですが、オンライン専門のお店でもあります。
時々、百貨店などで催しをやっていることはあるそうですが、実際の店舗はありません。
時谷堂百貨は、ネットで購入する際に心配される実際の着用感についてもしっかりとサポートされており、30日無料試着サービスとして「サイズが合わなかった場合に返品交換」してもらうことができます。
フェルトハットやパナマハット 、ハンチングなど紳士の高級ハットがお手頃な価格で購入でき、帽子初心者が入門編として検討するのにもってこいのお店です。
「試着する姿を人に見られたくない」という悩みも解消でき、自宅でじっくりと帽子と向き合うことができますよ。
最後に
いかがでしたか?
編集長の春のハットスタイル(カジュアル&スーツジャケパン編)をお送りしました。
ハットを被ったコーディネートは、決してハットだけが目立つようではいけません。
服装としっかりマッチしていることが、自然にハットを着こなす(被りこなす)為の重要なポイントになります。
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。
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