今日もはっと息を飲む帽子ストーリーを探して。ハットスタイル編集長の松はじめです。
パナマハットというと夏の帽子、というイメージがありますよね。
昔から、ヨーロッパ諸国でもアメリカでも、そして日本でもパナマハットは夏にかぶられていました。
そんなパナマハットは、いつからいつまでかぶって良いのでしょう?
目次
パナマハットをかぶる期間
パナマハットはエクアドル発祥の帽子。
エクアドルは赤道直下の都市で、トキヤ草という天然草を手作りで昔から編んでいました。
それがある時、ぱり万博に登場したのです。
一躍世界にこの帽子が広がっていったのです。
でも、それまではある意味で地産地消の、地元の帽子だったわけです。
暑い地域で、涼しい帽子。
まさに夏の帽子ということで理にかなっていますよね。
ということは、まず暑い時期にかぶることで、日よけの効果もあるし、機能的な面から夏の帽子と考えることができます。
ではいつから暑いか?ということになりますよね?
夏、と一括りにしても初夏とか、いろいろな表現があります。
そもそも夏の気温は上昇する一方。
真夏に着物を着込む理由
つまり、こう考えることができます。
北海道の5月と、沖縄の5月は違う。
暑さ、というベースを考えると、違いますよね。
リネン(麻)素材の洋服はとても涼しく、夏に重宝する素材ではあります。
でも、着物などもそうですがいくら涼しい素材を着ていても、重ね着をすれば暑いことに変わりはないわけです。
逆に考えればTシャツ1枚なら涼しいわけです。
そう考えていきますと、特に昔の方は自分の暑さ・涼しさというだけではなくて、
周囲の人が見て、涼し気に感じてもらえるにはどうしたらいいかな?ということを表現していたのではないかなと思うわけです。
真夏の暑い時期に、着物を着込んで涼し気に歩く女性。
本音は暑いわけですが、ラフな服装で過ごすのではなくて、誰かに会うときに、失礼のない、かつ涼し気な服装を心がけたと思うのです。
涼し気に装うなら
ということは、涼し気に見せることが大事。
例えばゴールデンウィークの小旅行で、パナマハットをかぶっていたらどうでしょう?
なんだか初夏の旅行という雰囲気が周囲にも伝わりませんかね?
自分自身も、リゾート気分を肌で感じるかもしれません。
こんな風に服装は、衣替えがいつからですよ!というようなことではなくて、
季節や周囲の印象を考え、感じて着るものなのですよね。
だから、究極の私の答えですが、
パナマハットはいつからかぶるの?
あなたが感じた日であれば、いつでもOKです。
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