【初心者向け】パナマハットの被り方とコーディネートのポイント

パナマハットは夏の紳士の象徴アイテム

良い帽子選びは、人生を豊かにしてくれます。

そして、かぶるだけであなたの個性が演出できる魔法のアイテム。

涼しくて軽い、暑い季節の帽子、それはパナマハット

パナマハットとは、トキヤ草という天然草を1つ1つ手で編んで作るというエクアドル発祥の帽子です。

昔からイギリスイタリア、そして日本の紳士は、夏になるとパナマハットを被りました。

夏の紳士を象徴する大人のアイテムだったんです。

そんなパナマハットをどうやって着こなしましょう?

この記事では、パナマハット初心者の方に向けて、被り方やコーディネートのポイントをご説明します。

記事の後半ではパナマハット初心者におすすめのアイテムもご紹介しますので、最後までお付き合いくださいね。

似合うパナマハットの見つけ方

パナマハットにもデザインの違いがありますので、パナマハット初心者の方は帽子選びのポイントから押さえておきましょう。

決して安くはない帽子ですから、デザインやカラーだけで選ぶのではなく、自身の顔の型に合った帽子を選ぶようにしたいですよね。

さまざまなタイプの男性用帽子がありますが、帽子選びの基本はあなたの顔の形を捉えて全体のバランスをみることです。

一般的には、クラウン(頭の部分)の形と自分の顔の輪郭が似ているものが似合いやすいといわれていますが、これは決して一概ではありません。

髪型や服装などによっても、しっくりくるものは変わってきますので、原則を理解した上で実際に被り比べてみることをおすすめします。

顔の輪郭別 似合う帽子の種類

丸顔タイプ 丸い形状の帽子 ・ボーラーハット
・ベースボールキャップ
・ベレー帽 など
たまご型タイプ 理想的なんでも似合う ・中折れハット
・ハンチング
・カンカン帽 など
面長タイプ 高さのない帽子 ・ポークハイハット
・ハンチング
・ニット帽 など
四角顔タイプ つばが広めの帽子 ・中折れハット
・ポークハイハット
・カンカン帽 など
逆三角形タイプ 丸い形状の帽子 ・キャスケット
・ハンチング
・チロリアンハット など
顔が大きいタイプ 大きめ、つばが広めの帽子 ・キャスケット
・ハンチング
・パナマハット など

詳しくはこちらの記事でイラスト付きで解説しています。

頭のサイズの測り方

帽子を購入する際は、必ずご自身の頭のサイズを測っておきましょう。

実物を被ればフィット感のチェックはできますが、ネットで購入する際はひとつひとつ個体差がありますので注意が必要です。

頭のサイズの測り方

①耳の上1.5cmのを基準に、額から後頭部まで水平にメジャーを周す(ぴったり)。
②①の寸法にプラス1.0cmした数値が、購入を推奨できる帽子のサイズになります。

パナマハットの被り方

基本的なパナマハットの被り方

パナマハットは、被る際の角度を少し変えるするだけでもおしゃれ度がアップしますが、極端に角度をつけることは初心者にはおすすめしません。

まずは基本的なパナマハットの被り方を押さえて、慣れてきたら少しずつアレンジしてみましょう。

パナマハットの基本的な被り方

①ブリム(ツバ)の前後を持ち、額に帽子の前部分をしっかりと押さえつけます。
②前部分を固定したまま、ゆっくりと帽子を被ります。
③左右の傾斜を整えて、完成です。

 

アレンジしたパナマハットの被り方

基本的な被り方をマスターしたら、次は被り方をアレンジしておしゃれ度をアップさせましょう。

帽子の被る際に、ほんの少し角度を調整するだけで、まったく違った見え方をするんです。

角度が違うだけでずいぶんと印象が違いますよね?

この中でも、パナマハットの被り方で特におすすめなのが「斜めに被る」です。

ファッショニスタ達は帽子を少し斜めにしていることがあります。

こうするだけで小粋な表情が出ます。

オーバーにしなくても良いのです。

他人にわからない程度、ほんの少し斜めにするだけでも随分とこなれ感が出ますよ。

パナマハットのコーディネートのポイント

爽やかな色の服を取り入れる

パナマハットはホワイトが基本色ですので、暗いトーンの装いと合わせるのは難易度が高いです。

春から夏の終わりにかけてがパナマハットのシーズンですので、季節感を出すという意味でもホワイトや淡い色を取り入れてみてください。

リボンの色を服で拾う

もう一つのポイントは、パナマハットのリボンの色を服で拾うということです。

つまり、リボンと近い色味が入った洋服を選ぶということ。

スーツやジャケットスタイルであれば、ジャケットやネクタイと合わせるだけで一気にファッション上級者になります。

リボンのネイビーとネクタイのネイビーを合わせたコーディネート例。

こちらは、リボンのブルーとジャケットのブルーを調和させたコーディネート例です。

真似したい!オシャレな人のメンズ帽子スナップ!西口修平さんのハットスタイルがカッコいい!

こちらの記事で、ファッショニスタのハットコーディネート例をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

初心者におすすめのパナマハット

ELOY BERNAL(エロイ ベルナール)PALETA(パレッタ)

最初にご紹介する夏の休日コーディネートに合うおすすめの帽子は、ELOY BERNAL(エロイ ベルナール)のPALETA(パレッタ)です。

春夏の帽子の代名詞と言えば、やはりパナマハット。

パレッタの魅力はなんといってもそのカラー展開であり、定番の白パナマからナチュラル・ベージュ・スカイブルー・ブルー・サクラ、の豊富なカラーリングはどんな装いにも合わせることができ、キレイめの服装の男性にぴったりです。

初めて帽子を購入される方にも優しい価格帯であることも、パレッタのおすすめポイントです。

ELOY BERNAL(エロイ ベルナール)のPALETA(パレッタ)はこちらから購入いただけます。
おすすめ度 ★★★
合わせやすさ ★★★★
ブリム 約5.5〜6.5cm
フロント高 約10cm
特徴 豊富なカラー展開とリーズナブルなコスト感
ホワイト・ブルー・ピンク・その他
素材 天然トキヤ草100%
価格 ¥9,900(税込)



パナマハットの扱い方

これはパナマハットに限ったことではありませんが、大切な帽子を状態良く保つ為にも、帽子を扱う際の注意点をしっかりと押さえておきましょう。

クラウンは持たない

まず、帽子を被る時に避けたいのが、クラウンを直接手で持って被ることです。

中折れハットなどはちょうど真ん中がへこんでいますので、掴みやすそうにも見えるのですがここを持ってはいけないのです。

一見カッコイイ所作のようにも思えますが、実はクラウンを持って被ると以下のようなマイナス要素が・・・。

  1. 割れてしまう
  2. 汚れる
  3. 型崩れ
  4. マナー違反

詳しくは、こちらの記事で解説していますので是非チェックしてみてください。

帽子は逆さまに置く

帽子は、基本的に脱いだ時に逆さまにして置きます

皆さんはそのまま置いていませんか??

実は帽子は逆さまに置かないと以下のようなマイナス要素が・・・。

  1. 汗で蒸れてしまう
  2. ブリムがつぶれてしまう

ここに、冬に被る帽子であればクロークなどに預ける時にマフラー・ストールとグローブ(手袋)をそっと入れて渡すのです。

レストランやホテルで帽子を預ける時に、さっと逆さまにしてグローブを入れる。

そんな所作ができたら素敵ですよね。

詳しくは、こちらの記事で解説していますので是非チェックしてみてください。

最後に

夏の紳士を象徴する大人のアイテムであるパナマハット。

最初は恥ずかしさがあるかもしれませんが、パナマハットを着こなす(被りこなす)上で最も重要なのは、堂々と被ること

何度も何度もパナマハットを被り、自分色に育て上げることが上級者へのただ一つの道のりです。

この夏、パナマハットで出かけてみませんか?

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